映像が伴わないと

nostalji2010-02-12

BS2が西部劇『血と怒りの河』(1968年)を放映予定。『国会中継』があるので、場合によっては中止になるかもしれませんがね。『血と怒りの河』は、監督(シルビオ・ナリツァーノ)・主演(テレンス・スタンプ)・音楽(マノス・ハジダキス)と、ハリウッド西部劇であっても異色の顔ぶれとなっています。だけど従来の西部劇とは趣きを異にする、哀愁あふれる隠れた名作ですよ。ラストシーンの素晴しさは5本の指にはいる西部劇だと思っています。
でもって画像は、『血と怒りの河』のサントラレコードジャケット。ギターを中心としたギリシャメロディが意外と効果をあげ、映画とマッチしていました。ただ、音楽だけを聴くと、今イチ感動がないんですよねェ。
録画していた『イエティ』(2008年/監督:ポール・ジラー)を観る。日本に行く途中のフットボール・チームを乗せた飛行機が乱気流でヒマラヤに墜落し、生き残った者たちが雪男に襲われるんですな。オープニング早々に雪男が姿を現し、その造詣のチープさに脱力感を催しました。主人公がチューバッカと言っていましたが、まさにその通り。自虐ギャクね。ストーリーに面白さはなく、喰われる奴も生き残る奴も予定通りで〜す。