ガキ向けの映画

nostalji2009-01-19

録画していた『ライラの冒険・黄金の羅針盤』(2007年/監督:クリス・ウェイツ)を観る。行動を共にする守護精霊ダイモンと人間が一緒に暮らす異世界を舞台にしたファンタジー映画です。ダイモンというのは、それぞれの心が狼とか猿とか兔といった動物の姿に具現化したものですが、さすがに象やキリンはいませんでしたね。あんなのは連れて歩けないものなァ。内容は学寮で育ったライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)という少女が、ダストという謎の物質の調査に北極へ向かった叔父のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)を追うために、上流貴族のコールター夫人(ニコール・キッドマン)の助手になるんですが、これが悪い女でね、子供たちを誘拐する謎の組織の黒幕なんです。二人の親友(男の子)も謎の組織にさらわれて、コールター夫人のもとから逃げ出したライラは、多くの子供たちをさらわれたジプシャンの部族や、気球乗り(サム・エリオット)、白熊(声はイアン・マッケラン)、魔女(エバ・グリーン)たちと子供たち救出の旅に出るのです。
フィリップ・プルマンの児童文学の映画化で、全三部作で製作されるとのこと。謎が残されたまま次回に続くことになります。ちなみに、黄金の羅針盤とは真実を指し示す計器で、ライラだけが使うことができるんですな。画像は、ライラ役のダコタ・ブルー・リチャーズ。それにしても、これだけCGが進歩してくると、CG映像だけでは驚かなくなりましたねェ。