野球遊び

nostalji2009-03-07

画像は、『ホームラン教室』の小柳徹(右)。『ホームラン教室』は、1959年10月〜63年3月にNHKで放送された少年向けドラマでした。主人公は丘の上ホーマーズのキャッチャーでキャプテンのトオル君ね。家はパン屋さんで、あだ名はアンパンじゃなかったかな。お父さんは、先頃亡くなった牟田悌三さんでした。前年の長島入団以来、プロ野球人気が上昇していた時期で、少年たちは野球に夢中になっていたのです。18人いなくても、人数相応に野球遊びをしていましたね。道具がなくても、たった4人(1チーム2人)でもね。ゴムボールを使って手のひらで打つ“ハンドベースボール”です。内野に線を引いて、一度バウンドさせるルールね。線を越えて打ったらアウト。バウンドさせたボールを直接とったらフライと同じでアウト。遠くに打つには、線ギリギリでバウンドさせるのがコツです。キャッチャーは相手チームの控。ランナーに出たら、キャッチャーがいないのでバッターが打てないボールは自らキャッチするのです。打たすということが前提なんですよ。アウトか長打しかないので、塁にランナーが溜まることはありません。当時の少年たちがしていた野球は、スポーツというより遊びなんですが、皆が楽しんでいましたねェ。
でもって、本日はWBC1次ラウンドの決勝戦。総合的な技術レベルでは日本の方が上だと思うのですが、一発勝負となると日本は力を発揮できていないので心配ですね。プロ野球には興味がなくなって、テレビ観戦することがなくなったのですが、国際試合となると別で〜す。
投手戦になると思っていたのですが、結果は予想外の展開で14対2の7回コールド勝ち。イチローの初回の安打と2回のセーフティ・バントが相手投手へ精神動揺をもたらしましたね。それが1回の連打と2回の押出四球という即結果となって表れています。松坂も立上りが悪く、本塁打の前の連打で、2塁封殺がなければどうなっていたかわかりません。それにしても中国が台湾に勝ったのには驚いたなァ。韓国が中国に負けるとは思えないので、2次予選でまた戦うことになるでしょう。