実録パンチョ・ビラ

nostalji2009-09-20

録画保存していた『奇傑パンチョ』(1934年/監督:ジャック・コンウェイ)を再見。地主に父親を殺されたパンチョ・ビラウォーレス・ビアリー)が義賊から革命戦士となり、死をとげるまでの奔放な生涯を描いています。パンチョ・ビラを大きく扱った最初の作品といえますね。ただ、パンチョ・ビラが暗殺されたのが1917年ですから、この映画が作られた時は関係者が多く存命していて、実録には近いものの、史実とは異なった内容になっています。ウェルタでなくパスカルに名前が変更されたりしてね。
ところで、クレジットでは監督はジャック・コンウェイとなっていますが、野外シーンは全てハワード・ホークスが監督しています。アクションシーンの切れ味は、ホークスならではの感じがします。それと、豪快野卑の中にユーモラスを感じさせるウォーレス・ビアリーは、パンチョ・ビラのキャラにピッタリでしたよ。画像はウォーレス・ビアリーとフェイ・レイ。
HP:西部劇シネマ館の「メキシコ革命劇」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/wzakka3/mxr2.htm