やっぱりセクシー

nostalji2009-10-29

マリリン・モンローの映画で未見だった『恋をしましょう』(1960年/監督:ジョージ・キューカー)を録画DVDで観る。モンローが34歳の時の映画で、役柄的には少し“とうが立っている”のですが、イブ・モンタンを相手に魅力的な姿を見せてくれます。モンローが鉄棒からおりて、踊りながら「私の心はパパのもの」を歌う冒頭シーンはモンローのセクシーな魅力に溢れています。億万長者のモンタンが自分を皮肉ったショーの稽古を見にきて、モンローに一目惚れするのに納得、納得。億万長者役を探していたプロデューサーがモンタンを見て、本人とは知らずに採用し、モンタンは身分を隠してモンローの気を惹こうと苦心するわけです。一流芸人になるために、モンタンが喜劇はミルトン・バールに、歌はビング・クロスビーに、踊りはジーン・ケリーに教えてもらうシーンは面白かったですよ。ただ、下手なままに終らせず、モンタン本来の歌の上手さを披露してくれたら、もっと面白くなったと思いますけどねェ。
画像は、『恋をしましょう』のモンローとモンタン。ラストのエレベーターのシーンです。モンローが時おり見せる官能的表情は、現在の女優にはないもので〜す。