万能俳優

nostalji2009-11-11

今日の朝刊の一面は、森繁久弥さんの死去と市橋逮捕。市橋は英人女性死体遺棄容疑で逃亡していたのだが、あんなに整形していたのには驚きました。最初の整形手術をした時に医者が気づかなかったのが不思議です。犯罪者に手を貸す裏社会の整形外科医が存在するんですかね。
画像は、森繁さん歌う『七人の孫』の主題歌レコード。『七人の孫』は、1964年にTBS系列で放送された、森繁さんが主演した初の連続テレビドラマでした。明治生まれの祖父(森繁久弥)を中心に、大正生まれの父母(大坂志郎加藤治子)、昭和世代の7人の孫(高橋幸治・長谷川哲夫・勝呂誉松山英太郎いしだあゆみ島かおり・田島和子)の三世代家族を描いた大型ホームドラマです。この時、森繁さんは50歳でしたが、70歳の老け役を好演し、名優ぶりを見せてくれました。お手伝いの樹木希林(当時は悠木千帆)とのやりとりは抜群に面白かったなァ。脚本は向田邦子で、この作品で一躍有名になりましたね。
七人の孫』の主題歌「人生讃歌」は森繁さんの作詞で、森繁さんの人生そのもののような気がします。♪〜どんなに時代が移ろうと、どんなに世界が変わろうと、人の心は変わらない。悲しみに喜びに、今日もみんな生きている。だけどだけど、これだけは言える。人生とは、いいものだ、いいものだ〜