小早川秀秋が裏切らなかったら

nostalji2009-11-13

PS2で『決戦』をプレイ。東軍(徳川家康)をクリアし、西軍(石田三成)で再開しました。関ヶ原の合戦で戦闘を有利に進めていたら、小早川秀秋は裏切らず徳川本陣に向けて進撃しましたよ。でもって、東軍は潰滅し西軍の大勝利となったのです。画像は、『決戦』の石田三成。動画が多く、石田三成の声は森功至です。ちなみに徳川家康の声は玄田哲章ね。
関ヶ原のIF”で話題になるのが、小早川の裏切りなんですが、もし裏切らなければ西軍の勝利となったでしょうね。小早川が裏切る時点では、東西乱戦状態で、西軍がやや優勢といった状況でした。小早川の1万6千の軍勢が、東軍の藤堂・京極と戦っていた西軍の大谷勢でなく、東軍に突入していたら藤堂・京極勢は潰滅し、さらに宇喜多(西軍)と戦っていた福島(東軍)も潰滅して、東軍左翼は一瞬にして崩壊したでしょう。勢いづいた西軍左翼軍は朽木・脇坂などの日和見部隊も参戦して徳川本陣へ攻撃開始します。激戦が続く右翼戦線は、傍観していた島津(西軍)が参戦して東軍を押し返しはじめ、不戦を決めていた南宮山の吉川・毛利軍も西軍として動かざるを得なくなります。3万の徳川本陣が容易に崩れることはないと思いますが、小早川の寝返りを前提とした布陣だったため、西軍の包囲陣が機能しはじめると圧倒的に不利になります。戦上手の家康なので、包囲される前に撤退し、清洲城あたりで徳川秀忠軍と合流して再起を図るでしょうね。西軍は関ヶ原で勝利しても、その後は膠着状態になるような気がします。西軍は一枚岩でないので、家康は豊臣の重臣として巧く返り咲くでしょう。東北では上杉が最上を滅ぼして山形を支配し、徳川を脅かす存在となります。豊臣は、滅びはしないものの、足利幕府のような脆弱な政権になりそうで〜す。