ポスターを見ながら

nostalji2009-11-30

所用があって大宮まで出かける。帰りにブックオフに立ち寄り、『東宝映画ポスターギャラリー』とPS2のゲーム『A列車で行こう2001』が定価の4割以下だったのでゲットしました。ポスターを見て感じたのですが、東宝映画は多様なジャンルにとんでいますね。森繁の“社長シリーズ”や“駅前シリーズ”などの喜劇、円谷英二の“特撮映画”、稲垣浩の“戦国時代劇”などは、東宝独自のもので、他社にない魅力でした。子どもの頃観た邦画は、たいてい3本立てだったのですが、東宝映画だけは封切館が多かったです。江利チエミの“サザエさん”や加山雄三“若大将”を観たのは、併映された特撮映画が目的だったことを、巻末に掲載されている公開作品の一覧(1933年の第1回作品『ほろよひ人生』から1995年の『渚のシンドバッド』まで掲載)で確認できました。
ちなみに、東宝は1937年の今日(11月30日)、写真化学研究所・PCL映画製作所・JOスタジオ・東宝映画配給の4社が合併して誕生しました。『ほろよひ人生』は、写真化学研究所作品ね。