裕次郎時代劇

nostalji2009-12-28

録画していた『影狩り』(1972年・東宝/監督:舛田利雄)を観る。幕府の財政再建のために隠密(影)によって御家取潰しとなった室戸十兵衛(石原裕次郎)と、同じ境遇の月光(成田三樹夫)・日光(内田良平)の三人が、出石藩の家老(辰巳柳太郎)に雇われて、本領安堵のお墨付きを奪いにくる影をやっつける物語ね。原作はさいとうたかをの人気劇画で、当時は“子連れ狼”や“御用牙”など劇画の映画化が目立っていました。それと、やたらと血しぶきが飛ぶ殺陣が、バカの一つ覚えみたいに繰り返されていましたね。
画像は、影狩り三人衆の内田良平石原裕次郎成田三樹夫裕次郎に魅力が感じられず、内田良平成田三樹夫の存在感に、裕次郎はかすんでいました。はっきり言って、裕次郎はミスキャストで〜す。