『女人天下』が終り、今日から『王道（ワンド）』が始まる。『女人天下』は朝鮮史における三大悪女の一人、チョン・ナンジョンを主人公にした韓国時代劇でした。韓国では最高視聴率５０．４％を記録した人気番組で、当初５０回ぐらいの予定がどんどん延長されて１５１回でやっと終ったという感じですね。その場その場で脚本を継ぎ足していったようで、全体を通してみると粗が目立ちます。キョンビン（ト・ジウォンが青筋立てて熱演）との対立が長く続いて同じことの繰り返しが多かった反面、最後の５〜６回は端折りすぎてアッケなかったです。ナンジョンと深く関わっていたメヒャンやヌングムの物語からの退場も唐突でしたね。ナンジョンの息子はどうなったのだ。結論として、物語の収め方に失敗していま〜す。画像は、ナンジョン役のカン・スヨン。
新番組の『王道（ワンド）』は、『イ・サン』の主要登場人物ホン・グギョンを主人公にした物語。１９９１年の製作で、主演がキム・ヨンチョルなんで、面白味のない韓国時代劇だろうなァ。キム・ヨンチョルは、『アイリス』で主人公のイ・ビョンホンを嵌めた情報局の悪〜い奴です。そういえば、『女人天下』で中宗役のチェ・ジョンファンは、『アイリス』では北朝鮮の悪〜い黒幕になっていますね。韓国ドラマを毎日観ているので、役者の名前を覚えちゃったよォ。
