数限りなくあるけど

nostalji2012-07-20

録画していた『次郎長三国志(第一部)』(1963年・東映/監督:マキノ雅弘)を観る。マキノ監督が1952年〜54年に東宝で作った傑作シリーズ(全9部)のリメイクです。桶屋の鬼吉(山城新伍)、関東綱五郎(松方弘樹)、大政(大木実)を子分にした次郎長(鶴田浩二)が、江尻の大熊(水島道太郎)の妹・お蝶(佐久間良子)と所帯を持ち、和田島の太左衛門(香川良介)と津向の文吉(原健策)の喧嘩仲裁で売り出しますが、後始末のために旅に出ます。法印大五郎(田中春男)と増川仙右衛門(津川雅彦)が子分に加わり、沼津の佐太郎(藤山寛美)とお徳(千原しのぶ)の世話になりますが、佐太郎夫婦は貧乏暮らし。仙右衛門と佐太郎が資金稼ぎに次郎長たちの着物を形に博打をしますが、負けてスッテンテンとなり、裸で旅立つところで第一部は終わりね。オリジナルの1〜2部にあたります。
手馴れた演出で、テンポよく物語が進行していきます。役者たちの個性をひきだして、活き活きと演じさせるのは、マキノ雅弘の手腕ですね。次郎長もののお馴染みのストーリーでも、繰り返し観ても飽きませ〜ん。
PS3で、『ドラゴンエイジ:オリジンズ』をプレイ。アーチデーモンを倒して最終決戦をクリアね。会話の選択によって展開が異なるらしく、サイドクエストも完了していないものが多くあるので、次は主人公を変えてプレイしてみよう。