古いキネマ旬報（１９６１年７月上旬号）をながめる。特集は、“映画文化の諸問題”と“上半期の話題を探る”です。上半期の話題の中心は映画産業の衰退と新東宝の崩壊でした。新東宝は不渡手形を出し、株式売買も停止され、倒産寸前という状態だったのね。再建するには１４〜５億円は必要で、結局誰も手を出さず、倒産に至ることになります。原因を色々分析していますが、とどのつまりは経営者が悪かったという当り前の結論となっています。画像は、表紙に使われたリンダ・クリスタル。『アラモ』や『馬上の二人』といった西部劇でお馴染みの女優さんですが、「５尺７寸・１５貫の肢体から発散する混血特有のセクシーな魅力」とは、時代を感じさせる紹介で〜す。
録画していた『ＳＨＥＲＬＯＣＫ（シャーロック）２』の「バスカヴィル家の犬」を観る。原作はホームズの中でも最も有名な作品なので興味津々でした。原作と同じ名の人物が登場するので、そいつが犯人かと思ったのですが違っていました。魔犬にも肩すかしを食わされ、ウ〜ン。
昨夜は、トランポリン（初めて競技を見た）と柔道の女子決勝、そして女子サッカーのブラジル戦まで観てしまったので、今日は眠い、眠い。
