早々に敗退したので

nostalji2012-08-03

西部劇の大先輩から送ってもらったDVD『ダッジ・シティ』(1959年/監督:ジョゼフ・M・ニューマン)を観る。兄のエドシェリフ選挙に立候補するダッジ・シティにやってきたバット・マスターソン(ジョエル・マクリー)は、住民権を得るためにリリー(ナンシー・ゲイツ)の酒場の共同経営者になります。現シェリフのリーガン(ドン・ハガティー)は無法者のボスとして君臨しており、エドがリーガンの雇った殺し屋デイブ・ルダボウ(リチャード・アンダーソン)に殺されたことから、バットは兄に代わってシェリフに立候補することになるんですな。バットを殺しにきたデイブを返り討ちにし、ラストは町の通りでのリーガンとの1対1の決闘ね。
バット・マスターソンのバッファローハンター時代から始まり、ヘイスシティでのキング軍曹との対決と、マスターソン伝説に基づいて物語は展開していきます。保安官といえばワイアット・アープが有名で、映画の中ではバット・マスターソンはアープの弟分といった扱いが多いのですが、実際はアープよりもマスターソンの方が保安官としては各上だったんですよ。ダッジシティではアープがバットの助手でした。
型通りの武勇伝、相反する二人の女性(牧師の娘ジューリー・アダムスと酒場女のナンシー・ゲイツ)とのラブロマンス、町の通りでの決闘と、オーソドックスな西部劇となっています。全体的に平板で盛り上がりに欠けますが、バット・マスターソンが主人公ということで楽しめました。
昨夜は柔道が早々に敗退したので、テニスの準々決勝を観る。錦織は残念ながら敗れましたが、テニスを観たのは何年振りだろう。審判に対して判定の異議申請が3回まで出来るというルールは初めて知りましたよ。カメラ映像で判定を確認するのね。高速でライン上に落ちたボール判定は、肉眼では審判だって間違えることがありますからね。体操にも異議申請のルールがあり、男子団体で銀をとれたのは、このおかげでした。柔道でも審判委員制より異議申請のルールを作った方がいいんじゃないかな。