韓国時代劇には珍しく

nostalji2012-12-17

昨夜は韓国時代劇『王女の男』の最終回を観る。首陽大君がクーデターをおこして7代王・世祖となる時代は、『王と妃』など何度もドラマ化されていますが、考証無視のラブロマンスね。あざといほどの歌と音楽で盛り上げる演出は効果が出ていて惹きつけられましたよ。主人公や味方する周りの人物が死んで最終回というパターンが多い韓国時代劇ですが、誰も死なず爽やかだったのにも満足、満足。
第9話「檜谷の決斗」(監督:工藤栄一、脚本:菊島隆三広沢栄)は、落ち武者と村人との戦いの物語。刀の持ち人は村長の結城康政(志村喬)ね。戦にかり出されていた檜谷の農民が村に帰ってくるのですが、三人の落ち武者(岡田英次・青木義朗・蜷川幸雄)が村長の家を襲って、村長の娘を人質に家に立てこもります。家の中から、いかにして誘き出すかがポイントね。娘の許婚者(新克利)を道案内人にして、援軍を求める隣国への使者となった蜷川幸雄を途中で新克利が隙をみて殺し、村人たちは援軍がきたように騙して、迎えに出た青木義朗を竹槍でグッサリ。そして、志村喬岡田英次を斬り倒すのです。村長は、元は武士だったのだよ。
選挙は予想通り自民党の大勝。自民を心から支持しての勝利でなく、民主の酷さからの反動に過ぎないことを自民は肝に銘ずべし。4年後に反動がこないように、しっかり頼んまっせ。