オランダでも

nostalji2014-08-19

録画していた『ゾンビ・クエスト』(2012年/監督:マーティン・スミツ)を観る。アムステルダムを舞台にしたオランダのゾンビ映画ね。
兄のために会社をクビになった男(ヤハ・ゲイアー)が兄とケンカになり留置所に入れられますが、凄まじい轟音と震動が街を襲い、二人は一緒に留置されていた連中と脱走。外に出てみると、緑の液体にまみれたゾンビの群れでいっぱい。ロシアの宇宙船が墜落し、付着していた地球外生命体が拡散してゾンビ化したのね。男は携帯にかかってきた憧れの女性からの助けを求める声に救助に向かいますが……
ドタバタ調のコメディ・アクションです。登場人物たちに全然緊迫感がないのが笑えます。憧れの女性は尻軽女で、他の男とよろしくやっているところへゾンビとなった上司に噛まれてゾンビに。口から緑の液体を出すなんて、血みどろスプラッターでなく、グレート・カブキ(昭和のプロレスファンしか知らないかな)の毒霧スプラッターてな感じですね。
画像は、主人公のヤハ・ゲイアーと、一途に憧れの女性を想う主人公に惹かれて彼を助ける女性警官のジジ・ラヴェリ。