録画していた『心霊写真』（２００４年／監督：パークプム・ウォンプム＆バンジョン・ピサンタナクーン）を観る。タイで年間興行収入が１位だったホラー映画です。
カメラマンのタン（アナンダ・エヴァリンハム）と恋人ジェーン（ナッターウィーラヌット・トーンミー）は突然飛び出してきた女性を車ではねて逃げてしまうのですが、警察にも病院にも該当する事故や女性が存在しません。しかし、タンが現像した写真に女の顔のようなものが浮かび上がり、彼らの周りで不可解なことが起こり始めます。タンの大学時代の友人が次々と自殺し……
最初のうちは心霊ホラーのツボをうまく押さえた恐怖演出でしたが、呪いの女性（アチタ・シカマナ）が直接現れてからは貞子になりましたね。監督二人の演出区分けが如何なっているのか知りませんが、過去の多くの映画シーンに影響を受け、欲張りすぎた感じです。全体的にはバランスが悪いのですが、要所要所でうまく怖してくれて楽しめま〜す。
