時間経過とともに

nostalji2014-09-19

録画していた『スポーン』(1997年/マ−ク・ディッペ)を観る。地獄の王に魂を売り渡した男が地獄の王の企みを知って、その野望を砕く近未来SFアクションです。原作はアメコミで、流行のダークヒーローものね。
CIAの特殊工作員アル(マイケル・J・ホワイト)は、妻(テレサ・ランドル)との安穏な生活を送るために辞職を願いますが、上司のジェイソン(マーティン・シーン)の罠にかかって丸焼けとなって殺されます。地獄の王は、天界との最終戦争を始めるために闇の軍団の指揮官としてアルに目をつけ、最愛の妻に再会させることを条件にアルの魂を手に入れます。アルはスポーンとなって復活し、ジェイソンへの復讐を開始しますが、カリオストロニコル・ウィリアムソン)という謎の人物から地上界破壊をもくろむ地獄の王の陰謀を知らされ、ジェイソンを利用していた地獄の王の腹心クラウン(ジョン・レグイザモ)と戦うことに……
公開当時はCG特撮によるアクションがウリだったのでしょうが、この10年間でCG特撮が進歩したことがよくわかりました。ストーリーやスターで見せる映画でなく、映画史的にも特筆すべきものがないこの手の作品は、時が経つほど商品価値が下がりま〜す。