懐かしの月刊雑誌

nostalji2015-03-21

本日の朝刊朝日の別刷beの『サザエさんをさがして』のテーマは「雑誌の付録」。ワカメちゃんが本屋の店先で買う本に迷って目方で決めるという1960年3月8日掲載分から持ってきています。子どもにとって付録は今でも魅力で、正月に孫たちがやって来た時、付録付き雑誌に嬉々としていました。まして、昭和30年代は月間雑誌の最盛期で、付録が売り上げを左右するほど。雑誌毎に特長があって、『少年クラブ』は戦前からの伝統か、映写機とか日光写真といった組み立て付録が充実。私が定期購読していた『少年画報』は、別冊マンガの数が他誌より多かった気がします。
『少年画報』の1959年1月号は、組み立て物としては「ビリー・パック探偵カルタ」があるだけで、あとは全部別冊マンガ。「赤胴鈴之助」「ビリー・パック」「まぼろし探偵」「天馬天平」「スーパー太平記」「チンコロくん」「おりづる剣士」「イナズマ君」「金星金太」「チョンまげ三銃士」の10大付録ね。本誌掲載を読んだあと別冊付録を読むのです。本誌を厚くすればいいと思うのですが、やっぱり付録が魅力になっていたんですな。付録が少なくて本誌が厚い『痛快ブック』は人気がなかったものなァ。
画像は、『少年画報』1959年1月号の表紙。表紙モデルは設楽幸嗣。当時の名子役ね。その後、太田博之、江木俊夫が表紙モデルになりますが、私が読んでいたのは設楽幸嗣の時代で〜す。