結局は人災

nostalji2015-07-08

録画していた『ザ・コア』(2003年/監督:ジョン・アミエル)を観る。地球の核(コア)が停止し、復活させるために地底探査機に乗りこんだ6人の精鋭の活躍を描いたSF冒険映画です。地上波テレビで観たので、大幅にカット(134分→100分ぐらい)されたものでしたが、殆ど支障なし。
世界各地で発生した異常現象から地球の電磁場が壊れ始めたことに気づいたキーズ博士(アーロン・エッカート)は、地球物理学の第一人者ジムスキー博士(スタンリー・トゥッチ)に知らせます。地球の核が停止しており、このままでは1年後に地球は滅亡することがわかるのね。ブラズルトン(デルロイ・リンドー)が開発した地底探査機で地下1800マイルまで潜り、アウターコアに核爆弾を仕かけて、その衝撃で再びコアを動かすために、キーズ、ジムスキー、ブラズルトンの他に、核爆弾の専門家レベック(チェッキー・カリョ)、操縦士のアイバーソンブルース・グリーンウッド)と副操縦士レベッカヒラリー・スワンク)が乗りこみます。さまざまな障害や犠牲者を出しながらアウターコアにたどりつきますが……
アルマゲドン』(1998年)の二番煎じですね。カットされた部分に映像があったのかもしれませんが、地球壊滅の危機感が伝わってきませんでした。予想通りの展開で意外性もありません。特筆すべきところのないB級作品です。それにしても、地球の核が停止したのが地震兵器の極秘実験の影響だったなんて、少しは軍事批判をしているのかな。画像は、アーロン・エッカートヒラリー・スワンク