気分を変えて

nostalji2015-11-25

録画していた『NINJA』(2009年/監督:アイザック・フロンティーノ)を観る。忍者相伝を巡って対決する劇場未公開のアクション映画です。
甲賀忍者宗家の武田(伊川東吾)は、弟子のケイシー(スコット・アドキンス)とマサヅカ(伊原剛志)を試合させて後継者を決めようとしますが、試合中に平常心を失ってケイシーや他の弟子を傷つけたマサヅカを破門にします。マサヅカは秘伝の武器が収納されている鎧櫃を奪いに武田道場を襲い武田を殺害。しかし、鎧櫃は大学に預けるために武田の娘・波子(肘井美佳)とケイシーによってニューヨークへ持ち去られた後で、マサヅカはニューヨークの犯罪組織テンプル(マイルズ・アンダーソン)に二人を殺して鎧櫃を奪うように依頼します。テンプルの組織との乱闘で、ケイシーと波子はトラクスラー警部(トッド・ジャンセン)に逮捕されますが……
忍者についてそれなりに研究していますが、所詮はハリウッドB級アクションね。主演のスコット・アドキンスは筋肉ムキムキのマッチョマンで忍者というより格闘家。忍者アクションでなく、マーシャルアーツ・アクションです。チンピラ相手にモタモタしているかと思えば、敵のアジトに乗り込んで一発で悪党たちをなぎ倒したりと、強さにバラツキがあるのがこの作品の難点。刀で斬りまくる伊原剛志の方が存在感あります。チャンバラは、やっぱり日本人だァ。