ごった煮アクション

nostalji2015-11-26

録画していた『ニンジャ・アベンジャーズ』(2013年/監督:アイザック・フロンティーノ)を観る。昨日観た『NINJA』の続編で、殺された妻の復讐をする外人忍者の物語。前作は劇場未公開でしたが、この作品は“アクション・エリート賞”を受賞したので公開されたようです。
ケイシー(スコット・アドキンス)は波子(肘井美佳)と結婚して平穏に暮らしていましたが、何者かに波子が殺されます。失意のケイシーは、兄弟子だった中原(ケイン・コスギ)の誘いを受け、中原のタイ道場で修行再開。ミャンマーの麻薬組織の首領ゴロー(菅田俊)が波子を殺害した鎖分銅を武器にしていることを中原から知らされます。ゴローは波子の父である武田と甲賀忍者家督を巡って敗れた男の弟であることがわかり、ケイシーはミャンマーへ。壮絶な戦いによりゴローを倒しますが、ゴローは真犯人でなく……
チャンバラ(刀、手裏剣、棒、鎖分銅)、銃撃戦、格闘(マーシャル・アーツ、空手)とアクションはテンコ盛りですが、ストーリーは粗っぽく、いい加減です。CGでない生身のアクションを見るだけね。前作同様に主人公の強さにバラツキがあるのが難点。チンピラ相手に何をモタモタしているんだと言いたくなりますよ。スコット・アドキンスケイン・コスギの対決は、それなりに迫力はありますが、忍者アクションじゃありませ〜ん。