三隅が再び

nostalji2017-05-15

ダビングして持ってきた時代劇『子連れ狼・冥府魔道』(1973年・東宝/監督:三隅研次)を観る。シリーズ第5作。
拝一刀(若山富三郎)は、黒田藩家老・脇田将監(岡田英次)から黒田藩存亡にかかわる密書を、慈恵和上(大滝秀治)を殺して取り戻す依頼を受けます。黒鍬衆が守る中、一刀は慈恵和上を殺し、密書を奪還。黒田藩の忍者・不知火(安田道代)からさらなる依頼を受けた一刀は、柳生烈堂(大木実)の追撃をかわし、密書を持って黒田城へ乗り込み……
柳生烈堂が第1作の伊藤雄之助から前作では遠藤辰夫に代わり、本作では大木実です。ヒットしたことから粗製乱造の感は否めません。脚本にまとまりがありませんな。三隅の演出にも際立ったところがなく、凡作で〜す。