これで最後

nostalji2017-05-16

ダビングして持ってきた時代劇『子連れ狼・地獄へ行くぞ!大五郎』(1974年・東宝/監督:黒田義之)を観る。シリーズ最終作です。
最後の切り札であった柳生香織(瞳順子)が拝一刀(若山富三郎)に敗れ、柳生烈堂(大木実)は妾腹の息子・土蜘蛛兵衛(木村功)を頼ります。兵衛は配下の無常(草野大悟)・無我(宮口二郎)・無門(石橋蓮司)の三戦士を差し向け、一刀を待ち伏せ。三戦士の術によって一刀は危機に陥るが、兵衛の誇りに巧みにつけ入り、1対1の決闘に持ち込んで兵衛を倒します。雪山を行く一刀に、烈堂は柳生・黒鍬・土蜘蛛の一党を率いて決戦を挑みますが……
柳生香織のお手玉剣法は正統派時代劇ファンにはふんぷんものですが、劇画としての面白さがありましたね。土蜘蛛三戦士は奇をてらいすぎ。見せ場は、雪中でのスキーとソリを使った一刀と軍団の大立ち回りです。ワカトミは劇画の拝一刀とイメージが違うのですが、殺陣の迫力で見せてくれま〜す。
本日、帰京します。