好みは

nostalji2017-05-28

今週はBSプレミアムで30日に西部劇『ギャンブラー』(1971年/監督:ロバート・アルトマン)を放映。70年代のアメリカン・ニューシネマ時代のロバート・アルトマンの作品とあって、評論家の間では高い評価を得ています。地味で颯爽としたところが全然なく、西部劇としての面白さはありませんけどね。私としては、未見のB級西部劇が観たいです。
でもって、DVDで『死の砦』(1958年/監督:ゴードン・ダグラス)を観る。殺人罪で追われる男が、牧場の母子を助けてコマンチ族と戦う物語です。
ガー・デビス(クリント・ウォーカー)は殺人罪で追われてコマンチ族が蜂起した土地に逃げ込み、コマンチ族に殺された男に自分の上着を着せて身代わりにし、追手から逃れます。馬を手に入れようとした牧場で、セリア(ヴァージニア・メイヨ)と息子のチャド(リチャード・アイアー)と知りあうのね。その夜、コマンチ族の襲撃があり、ガーはセリアとチャドを連れて、ドッブス砦に向けて脱出。ガーが夫の上着を持っていたことからセリアはガーが夫を殺したと誤解しますが……
追跡シーンから始まり、インディアンの襲撃からの脱出、無法者のブライアン・キースが絡み、やっと砦にたどりついたら騎兵隊はインディアンにやられて全滅、町から砦へ逃れてきた町民たちとインディアンと対決する飽きさせない展開となっています。マックス・スタイナーの劇伴曲が作品を盛り上げ、小粒な作品ですが結構楽しめま〜す。