これまた説明不足

nostalji2017-08-24

録画していた『セクター1』(2015年/監督:エリック・ピーテイ)を観る。治安の悪くなった近未来のバンクーバーは、犯罪がなく富裕層のセクター1と、蔓延する犯罪と貧困で荒廃したセクター2に壁で仕切られています。そんな世界を舞台にした劇場未公開のカナダ映画
セクター2の警官エイデン(マーク・ピーテイ)は凶悪犯人を捕らえ、一躍有名になり、市長は政治的に利用するため彼をセクター1の警官に昇格させます。ニュース映像から自分が捕まえた犯人は別人でないかという疑問を持ったエイデンは、セクター2に行って独自に捜査開始。エイデンは何者かに自宅で襲われ、残されたDNAから浮かび上がった犯人は自分が見た犯人とは姿形が違うセクター2の人物で……
主人公はセクター2の警官時代に助けた女性スー(エルフィナ・ラック)の協力で真相に迫っていくのですが、政治的陰謀かと思いきや、これが単なる金儲けの犯罪。何じゃコリャという犯人で、思わせぶりだけの雑なシナリオで、まいった、まいった。ダラダラした展開は退屈なだけ。2日続けて、最低作品とはねェ。