海外ドラマから

nostalji2017-12-09

CATVのFOXで放送していた海外ドラマ『BONES:ボーンズ』のシーズン12(全12話)と『スリーピー・ホロウ』のシーズン4(全13話)を観了。どちらもファイナル・シーズンだったのでね。
『BONES:ボーンズ』が12年も続いたのは、レギュラー・キャラの面白さにあります。ボーンズの愛称で慕われているテンペラス・ブレナン(エミリー・デシャネル)は骨に関して高い観察力を持つ法医学者。ワシントンにあるジェファソニアン法医学研究所で仲間の個性豊かな法医学者たちとFBIの殺人捜査に協力しています。腐乱死体や焼死体、バラバラ死体など原形を留めない遺体から事件の手がかりや証拠を発見していくんですな。グロい映像が出てきますが、意外と気持ち悪くないんですよ。
ボーンズの相棒はFBI捜査官のシェリー・ブース(デビッド・ボレアナズ)で、リンカーンを暗殺したブースの子孫で、軍隊では狙撃兵。基本的には1話完結のドラマですが、ボーンズとブースの結婚や、ボーンズの父(ライアン・オニール)の問題などのサイドストーリーがあり、最終シーズンではブースが狙撃兵時代に暗殺した独裁者の息子のブースへの復讐物語になっていました。
スリーピー・ホロウ』は、アメリカ独立戦争で黙示録の4騎士の一人である死の騎士の首を斬り落としたイカボット・クレーン(トム・マイソン)が250年後の現代に蘇って、首なし騎士をめぐる超常現象を解決いく物語。最初は面白かったのですが、首なし騎士の話から外れ、だんだん話がつまらなくなりました。毎年打切り話が出てきて、シーズン2からは惰性で観ていたようなもの。
『BONES:ボーンズ』とのクロスオーバー・エピソードもありましたが人気回復はありませんでした。シーズン4は舞台をワシントンに移し、レギュラーも一新。黙示録の4騎士を甦らせて世界征服を考える悪魔と契約した不死身の男(ジェレミー・デイヴィス)との戦いの物語。話が大きい割には内容がこじんまりしており、打切りは当然の結果で〜す。