再びブロンコ

nostalji2018-06-11

友人に送ってもらった懐かしのテレビ西部劇『ブロンコ(シーズン1)』の第11〜12話を観る。本国では1958年秋から4シーズン(全68話)放送され、日本でも61年5月からTBS系列で全40話が放送されました。( )内は、日本放映時の邦題です。
#11「「Riding  Solo(孤立)」は、ブロンコ(タイ・ハーディン)が護衛を代わってもらった駅馬車が襲われ、犯人の一味として疑われて町中から狙われる物語。冒頭の駅馬車襲撃シーンは使い回しですな。仲間に裏切られた男がブロンコの無罪を証明し、銀行襲撃にきた連中を一網打尽。無責任に正義をふりかざして満足する住人になるなという教訓です。
#12「Borrowed Glory(借りた勲章)」は、英雄として迎えられた男をブロンコが助ける物語。保安官が殺された現場に居合わせたブロンコは犯人に間違われますが、目撃していたロイド(ロバート・ヴォーン)の証言で救われます。名誉勲章を所持していたロイドは戦争の英雄として町に帰ってきますが、昔の恋人ナンシー(アンドラ・マーティン)は兄のフランクと結婚予定。ロイドは保安官として町で暮らすことにしますが、実は英雄でなく勲章は戦場で死者から盗んだものとブロンコに告白します。ブロンコはロイドに頼まれて保安官助手になり保安官殺しを捕まえますが、秘密を知られて脅迫されたロイドは殺人犯を釈放。しかし、ナンシーの父親が悪党たちに殺され、ロイドは真の勇気を発揮し、ナンシーとも結ばれ、メデタシ、メデタシです。ナンシー役のアンドラ・マーティンはタイ・ハーディンの妻君。トラウマを抱えた男という役は、この頃のロバート・ヴォーンの定番でしたねェ。