たまには読書

CDを聴きながら原田実:著の『トンデモ日本史の真相』(文芸社文庫:2011年2月15日初版発行)を読了。第1章:信長・秀吉・家康に関する奇説、第2章:遺跡・事跡に関する奇説、第3章:日中交流に関する奇説、という構成で、徳川家光は家康と春日局の子ども、遮光器土偶は宇宙人、チンギス・ハーン源義経、といった17の奇説を紹介し、その真相を解明しています。
トンデモ話とわかっていても、奇説がまかり通るのは、真相よりもそれが面白いからですな。最初にこうだと決めつけて、都合のよい事象だけを証拠に奇説を生み出していきます。「竹内文書」や「東日流外三郡史」などの偽書も奇説のネタね。私が知らなかった真相もあって楽しめました。奇説を信じている人にお薦めで~す。

f:id:nostalji:20200307104720j:plain