女アクション期待で

録画していた『ザ・クーリエ』(2019年/監督:ザカリー・アドラー)を観る。命を狙われた裏社会の女運び屋が、犯罪組織に手をかすFBIの裏切り者と戦うサスペンスアクションです。

ニック(アミット・シャー)という男を護衛しているFBI捜査官のシモンズに荷物を運んだ女配達人(オルガ・キュリレンコ)がシモンズに殺されかけます。その荷物の中には青酸ガスが仕込まれており部屋にいたFBI捜査官は全員死亡。ニックは裏社会の帝王マニングス(ゲイリー・オールドマン)を有罪にする証人で、たまたまトイレに行っていて無事。配達人はシモンズを倒し、ニックを連れ出しますが、シモンズと同様にマニングスに買収されていたブライアント捜査官(ウィリアム・モーズリー)がビルを閉鎖。配達人はビル脱出のためにマニングスの部下を次々倒していきますが……

主人公は、元特殊部隊にいた凄腕の脱走兵。それで、裏稼業の配達人をしているのね。すなおに報酬を渡せばいいものを、証人にならないように殺そうとしたものだから、逆に仕返しされることになるんですな。ビル内、それも立体駐車場内でのアクションに終始するのですが、うまくサスペンスを積み上げています。オルガ・キュリレンコの動きもいいし、出来の良いB級映画で~す。

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