海外ドラマから

CATV(スーパードラマTV)の『ブラックリスト(シーズン8)』を観了。『ブラックリスト』は、免罪を条件に国際犯罪者の逮捕をFBIに協力する“犯罪コンシェルジュ” のレイモンド・レディントン(ジェームズ・スペイダー)と、彼が指名した捜査官エリザベス・キーン(メーガン・ブーン)の関係がシーズン1から謎として続いていましたが、レディントンがキーンの母親と深い関係にあり、キーンを犯罪組織から守ることを使命にしていたことがわかったくらいで、キーンが死んでしまい、尻切れトンボ。キーン役のメーガン・ブーンが降板を希望した結果なんですが、観ている者にとっては消化不良です。シーズン9の製作が決定していますが、これまでとは違ったものになる感じ。

前シーズンに登場したキーンの母親カタリーナは別人タチアナで、レディントンに殺され、本物のカタリーナは行方不明のまま。レディントンはカタリーナの所在を知っていると思われるが謎。最終的にわかったのは、キーンの母親カタリーナはKGBのスパイで、モスクワ大使館時代の本物のレディントンに近づき、キーンを生みます。レディントンは結社の一員で、カタリーナは重要情報を得ますがレディントンに疑われ、二人が争っている時にキーンが誤射してレディントンが死亡。家が火事になり、現在のレディントンである偽レディントンがキーンを救出。カタリーナはKGBと結社に追われることになり、カタリーナの父ドム(ブライアン・デネヒー)がタチアナをカタリーナに仕立て上げます。家族をロシアのスパイ“N13”に殺されたロシアギャング組織の首領タウンゼントはカタリーナをN13と思って追っていたのですが、現レディントンがN13と判明。タウンゼントは、元KGBスパイで現レディントンの親友のステパノフを拷問し、現レディントンとキーンの関係を知るとキーンの命を狙います。レディントンはタウンゼントを爆殺しますが、タウンゼントの腹心の殺し屋がキーンを殺害。でもって、結局レディントンとキーンの関係はわからないままで、不満の残るものになりました。

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