海外ドラマから

録画していた『ブロディガル・サン 殺人鬼の系譜』のシーズン2(全13話)を観了。悪名高いシリアルキラーを父に持つプロファイラーが、特異な経験と才能を活かしてニューヨーク市警で難事件を解決していくクライムサスペンスです。

23件の殺人容疑で精神病院に収容されているマーティン(マイケル・シーン)を父に持つマルコム(トム・ペイン)は、類まれなるプロファイラー能力をニューヨーク市警の警部補ギル(ルー・ダイヤモンド・フィリップス)にかわれて異常犯罪の捜査に協力。基本的には1話完結の物語展開ですが、解決した事件が次のエピソードに影響を与えるという面白い構成。異常犯罪を解決する度に、マルコムは自分も父と同じような殺人鬼になるのではないかというトラウマを抱えます。前シリーズ最終話では、母のジェシカ(ベラミー・ヤング)が親しくしている権力者が法では裁くことのできないとんでもない悪党で、妹エイズリー(ハルストン・セイジ)がその悪党を殺し、エイズリーが殺人鬼の系譜を匂わせて第2シーズンへ続きました。

エイズリーはショックで殺人の記憶がとんでおり、マルコムは自分がやったことにしてマーティンの指示を仰いで死体を処理。新たな殺人事件が発生し、マルコムは殺人捜査に没頭していきます。マーティンは女医のビビアン(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)を誘惑して鍵を手に入れ精神病院から脱獄。ビビアンはとんでもない殺人者で、マーティンとマルコムを殺そうとし、最終話でギル(ルー・ダイヤモンド・フィリップス)に捕えられます。一方マルコムは、マーティンの協力で連続殺人犯を捕えますが、マーティンが精神病院に戻ることを拒んだことから揉みあいとなり、マルコムはマーティンを刺してしまい、姿を消したところでエンド。視聴率が悪くて、シーズン2で打切りになりました。面白い設定のドラマだったので、もっと観たかったんですけどねェ。

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