時代劇から

録画していたBSプレミアムの金曜時代劇『赤ひげ4』の初回と第2回を観る。『赤ひげ』は、貧乏人の医療施設・小石川療養所を舞台に、赤ひげと呼ばれる所長・新出去定を主人公にした山本周五郎の人気小説が原作ですが、原作はシ-ズン1で全て使ったのでシーズン2からはオリジナルのストーリーになっています。去定(船越英一郎)の下で働いているのは、シ-ズン1と2の中心的存在だった保本登(中村蒼)、シーズン1からのレギュラー津川玄三(前田公輝)、シーズン2から登場した新米医者の田山真一郎(鈴木康介)、シーズン3で登場し、物語の軸になっていた女医のつぐみ(優希美青)です。

シーズン4の第1話「家族の絆」は、病気の母の治療に必要な高価な薬を得るために、素性をあかさない金持ち(渡辺いっけい)の妾になることに悩む娘(唯月ふうか)の物語。ラストは人情味豊かなオチになっていました。

第2話「切ない想い」は、妹(佐竹桃華)に惚れている男(辻岡甚佐)の物語。予想通りの結末でした。十数年前からの記憶を失ったおたね(戸田菜穂)が高熱で倒れて入所してくるのですが、何やら去定と因縁がある雰囲気。今後、サイドストーリーとして展開していきそうで~す。