時代劇から

BSプレミアムで放送していた『赤ひげ3』を観了。『赤ひげ』は、貧乏人の医療施設・小石川療養所を舞台に、赤ひげと呼ばれる所長・新出去定を主人公にした山本周五郎の人気小説が原作ですが、原作はシ-ズン1で全て使ったのでシーズン2からはオリジナルのストーリーになっています。

シーズン2では、足を刺されて入所してきた世の中に反抗的でひねくれた性格の岡場所の遊女・およね(佐津川愛美)がシリーズの軸となって展開。新出去定(船越英一郎)や保本登(中村蒼)たちによって優しさを取り戻したおよねは、シーズン3では寺で孤児たちの世話をしています。

シーズン3では、去定と同門だった医者(河相我聞)の娘つぐみ(優希美青)を軸にストーリーが展開。去定はつぐみの両親と因縁があり、去定の過去や、女医となったつぐみの成長物語になっています。往診担当となった保本登は完全に傍にまわり、療養所の切盛りを任せられた津川玄蔵(前田公輝)の存在感がアップ。

最終回ではつぐみの母がつぐみの許を去った秘密が明かされます。毎回重いテーマながら人情味豊かに描いており、シーズン4も期待したい良質なドラマで~す。

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