今週は花山大吉

懐かしのテレビ時代劇『素浪人花山大吉』のDVD2枚目(6話~9話)を観る。

『素浪人花山大吉』(NET=テレビ朝日系列で1969年1月4日~70年12月26日放送)は、凄腕浪人の花山大吉(近衛十四郎)と渡世人の焼津の半次(品川隆二)が繰り広げる道中記。

6話「若様はおからが好きだった」は、政略結婚が嫌で城を抜け出した若様(沢本忠雄)と老臣(原健策)を助けて、若様を殺して藩を乗っ取ろうとする悪家老(伊沢一郎)を退治。

7話「自分で自分を探していた」は、代官殺しで大吉を捕えようとする二束ワラジの親分(加賀邦男)を成敗。悪代官を殺した真犯人役で御木本伸介が、御木本伸介に助けられる娘役で御影京子が出演。

8話「棺桶かついで笑っていた」は、3年前に押し込み強盗をして隠していた金を棺桶に入れて運び出そうとする強盗団を退治。商売繁盛を大吉に相談する棺桶屋で人見きよしが出演。

9話「死んで花実が咲いていた」は、横暴な仇討ち助太刀侍を成敗。行き倒れの浪人(入川保則)を大吉と半次が旅館に担ぎ込みますが、浪人は労咳で三ヶ月の余命。浪人は許婚者(桜町弘子)の兄(高木二朗)を誤って殺害しており、許婚者と弟(桜木健一)から仇として追われる身。姉弟には仇討ちの助勢として4人の侍(戸上城太郎・尾上鯉之助・他2人)がついていますが、こいつらは仇討ちを利用しようとしているだけの横暴な侍で……

コミカルなエピソードが多い中で、珍しくシリアスなものでした。