女アクション期待で

録画していた『355』(2022年/監督:サイモン・キンバーグ)を観る。各国の凄腕女性諜報員が手を組んで、世界危機に陥れるデバイスを狙うテロ組織と戦うスパイアクション。

携帯電話から旅客機まで自由にハッキングできるデバイスをコロンビアの麻薬カルテルが開発。カルテルはコロンビアの特殊部隊によって全滅し、コロンビア諜報員のルイス(エドガー・ラミレス)がデバイスを持って姿を消します。CIAの諜報員メイス(ジェシカ・チャスティン)は相棒のニック(セバスチャン・スタン)とルイスを追跡。ドイツ連邦情報局のマリー(ダイアン・クルーガー)もルイスを追っており、メイスとマリーは鉢合わせ。ルイスはテロリストに殺され、ニックも殺されます。ルイスのセラピストだったコロンビア情報局のグラシエラ(ペネロペ・クルス)が死に際のルイスからデバイス追跡装置を手渡されており、メイスとマリー、それにイギリスMI6の情報分析官バディージャ(ルピタ・ニョンゴ)が加わり、デバイスを追跡。デバイスをテロリストから取り返しますが、メイスの上司が殺され、デバイスは再びテロリストの手に渡ります。ニックは生きており、ニックがテロリストの一味と中国情報局のリン(ファン・ピンピン)から知らされたメイスたちは……

最近は女性アクションが多くなって珍しいものでなくなってきました。印象的なシーンがないと記憶に残らなくなってきましたね。この作品もそうで、退屈はしませんがインパクトがなく今イチ。中国が資金を出したのか、ファン・ピンピンの存在は取ってつけた感じで~す。