シリーズなので

録画していた『ファンタスティック・ビーストとタンブルドアの秘密』(2022年/監督:デヴィッド・イエーツ)を観る。魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描くシリーズ第3作。

未来を見通すことができる魔法動物“麒麟”の出産に立ち会っていたニュート(エディ・レッドメイン)は、闇の魔法使いグリンデルバルト(マッツ・ミケルセン)の配下に襲われ、産まれたばかりの子麒麟を連れ去られます。しかし、双子で産まれており、ニュートはもう一匹を保護。魔法界では指導者を決める選挙が行われようとしており、グリンデルバルトは立候補を画策。ダンブルドアジュード・ロウ)はそれを阻止するためにニュートたちを集めますが……

グリンデルバルトは姿を変えることができ、第1作がコリン・ファレル、第2作はジョニー・デップ、本作はマッツ・ミケルセンです。ミケルセンはいい役者なんですがキャラ的に暗いんですよね。そのため、本作は前2作と比べて暗い内容です。お笑いを担当していたカバンの中の魔法動物も、お騒がせ人物のダン・フォグラーも、笑えるところが少なくなっています。グリンデルバルトとダンブルドアが物語の中心となっているので、主人公の存在感はないし、作品の出来は今イチで~す。