女優目当てで

録画していた『ザ・ロストシティ』(2022年/監督:アダム&アーロン・ニー)を観る。秘宝があるとされるロストシティをめぐって繰り広げられるサンドラ・ブロック主演の冒険コメディ。

人気作家ロレッタ(サンドラ・ブロック)は、編集者のベス(ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ)によって新作恋愛小説の宣伝ツアーに駆り出されますが、ブックカバー・モデルのアラン(チャニング・テイタム)とトラブル。怒って会場を出たロレッタは億万長者のフェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)に南の島に連れ去られます。フェアファックスは伝説の古代都市ロストシティにある秘宝を探しており、ロレッタの小説にその都市のことが書かれていたのでロレッタが秘宝の場所を知っていると思い込んでいたんです。アランは追跡の名人ジャック(ブラッド・ピット)を雇ってロレッタのあとを追いますが……

ブラピーはサンドラを救出するものの、アッサリ殺され特別出演的存在。サンドラ・ブロックのコメディエンヌ要素がうまく活かされ、チャニング・テイタムとの掛け合いも愉快なものになっています。演出に古臭さがありますが、その緩さかげんが私は好きで~す。