今週は眠狂四郎

録画していた『眠狂四郎勝負』(1964年・大映/監督:三隈研次)を再見。高慢な将軍の娘との対決を描いたシリーズ2作目

眠狂四郎市川雷蔵)は、ひょんなことから老勘定奉行・朝比奈(加藤嘉)と知りあいます。経済対策をしている朝比奈は、将軍の娘・高姫(久保菜穂子)の化粧料2万両をカットしたことから刺客に狙われ、狂四郎が救出。高姫の側近・白鳥主膳(須賀不二男)は、狂四郎を倒すために海老名(戸田晧久)たち5人の剣客を雇いますが……

海老名が円月殺法を破るために仲間を使って試すのが面白い趣向。円月殺法の構えにはいる前に斬り込めとか、両腕が顔の前にくる時に斬り込めとかね。

第1作が今イチだったので第2作を作るか異論があったようで、結局第2作に期待をかけるということで、田中徳三に代えて三隈研次が担当。

狂四郎が懇意にしている蕎麦屋の娘で高田美和が、切支丹の夫を救うために狂四郎を誘惑しようとする采女の役で藤村志保が出演。