昨日に続き

録画していた『水戸黄門(第一部)』の3話・13話・14話を観る。

黄門様(東野英治郎)が水戸へ帰ろうとした時、助さん(杉良太郎)と格さん(横内正)が深傷を負った高松藩士を助けます。高松藩主は黄門様の実子・頼常で、高松藩で内紛が発生。小田原で離れ離れになったという頼常の書状を持った藩士村井国夫)を捜しに黄門一行は小田原へ。柳沢吉保の密命を受けた古川兵庫(露口茂)と配下のお蝶(弓恵子)が黄門様の高松行きを阻止するために暗躍。藩士は傷を負って駕篭屋の娘(香山美子)に匿われており、その駕篭屋は役人と結託して小田原を支配しようとしているヤクザの悪駕篭屋(戸上城太郎)に狙われています。黄門一行は、悪駕篭屋の用心棒(大木実)を味方にして悪駕篭屋退治。頼常からの書状を読んだ黄門様は、悪者退治の世直し旅をしながら高松へ。堺港では古川兵庫との対決。風車の弥七中谷一郎)を愛するようになったお蝶は兵庫を裏切って斬られ、弥七の腕の中で死にます。兵庫は助さんと格さんに斬られます。

高松藩の内紛は、後継ぎを巡っての争い。藩主・頼常(細川俊夫)は、幼い我が子より従兄弟の頼豊(勝呂誉)に相続させようと思っているのですが、頼豊は藩主になることを固辞。頼豊の付家老・稲葉(須賀不二男)の悪業を薄々感づいていたからです。稲葉は柳沢吉保に賄賂を贈り、頼豊を藩主にして城代家老となって高松藩の実権を握ろうとしていたんですな。そんな中で、頼豊が藩主になることに反対する一派が寺に立てこもって反乱。理由は稲葉の悪政と、頼豊と稲葉の娘(磯村みどり)との仲。助さんは稲葉の不正の証拠を持っている藩士を救い、父の悪業を知った稲葉の娘は吉保と稲葉との密約の書状を格さんに渡して自害。黄門様が稲葉を成敗して、頼豊が晴れて藩主となるので~す。