録画していた『女子大小路の名探偵』(2023年/監督:松岡達矢)を観る。名古屋と岐阜を舞台にした秦建日子の同名ミステリーの映画化。
名古屋市の歓楽街・女子大小路のバーでバーテンダーのアルバイトをしている大夏(醍醐虎汰朗)が、公園でコスプレ衣裳を着たまま心肺停止状態の少女を発見します。容疑者として連行された弟・大夏のために岐阜・柳瀬のクラブで働く姉の美桜(剛力彩芽)が真相究明に乗り出し……
名古屋や岐阜の人気スポットやグルメが登場するご当地ミステリー。けんか早くて口は悪いが実は弟思い剛力と、けんかに弱く女の子にだらしない醍醐との掛け合いが見どころ。認知症が出ている母親役の戸田恵子と、剛力が憧れる大学教授役の田中要次が脇をしめ、剛力に惚れている弁護士役の今野浩喜がお笑い担当。ミステリーとしては物足りませんが、ローカル性を楽しむ作品なので~す。