昨日と違って

録画していた『デンジャラス・トレジャー/狙われた秘宝』(2016年/監督:アミン・マルタカ)を観る。死海文書をめぐる劇場未公開のサスペンス・アクションです。
女医のレイチェル(スタナ・カティック)は、国防省のジェイク(ラザ・シャフリー)から考古学者の弟がヨルダンで殺されたと知らされ、彼と現地に飛びます。弟はドバイの富豪から頼まれた、ハルマゲドンの予言が記された未発見の死海文書の探索に成功しており、犯人の目的はその死海文書。弟が自ら腕に残した姉へのダイイング・メッセージを手掛かりに、レイチェルは弟が隠した死海文書と犯人を捜そうとしますが……
昨日の『ヒドゥン・チャイルド埋もれた真実』と打って変わって、陽光まぶしく暑く乾いたヨルダンが舞台です。作家と刑事のコンビが主人公のドラマ『キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き』で相棒刑事役だったスタナ・カティックが主演。私のお気に入り女優のひとりだったジャクリーン・ビセットに似た感じの女優です。作品も1960年代のサスペンス・アクションに似せた作り方をしていて、最近のノンストップ・アクションのような慌ただしさはなく、いたってノンビリしたもの。私のリズムにあっていて、心地よさがありま~す。

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