録画していた『女奴隷船』(1960年・新東宝/監督:小野田嘉幹)を再見。海軍中尉が女性を守って海賊と戦うアクション映画。
太平洋戦争末期、須川中尉(菅原文太)は秘密指令を受けて本土へ帰る途中、米軍機に輸送機が撃墜され、上海へ慰安婦を運ぶお唐さん船に助けられます。船長の情婦クイン(三原葉子)は須川に一目惚れ。しかし、須川はクインに痛めつけられている瑠美子(三ツ矢歌子)を救ったことから監禁されます。瑠美子は騙されて船に乗せられていたのね。そんな時、海賊船がお唐さん船を襲撃。須川と女たちを海賊島に連れ帰ります。海賊の首領(丹波哲郎)は、米軍に情報を売るために須川から秘密を訊き出そうとしますが……
最初観た時は三原葉子のお色気シーンが目的でしたが、テンポのよいアクションの連続で意外な掘り出し物。菅原文太は動きのよいアクションを見せています。渡辺宙明の音楽もグッド。三原葉子は例によってセクシーダンスをはじめとして、ムッチリした太腿を惜しげもなく露わにして、満足、満足です。それにひきかえ、三ツ矢歌子は衣服が乱れることなく、ひとり清純派というのは気に入りませ~ん。