ゴジラなのだ

nostalji2004-12-20

新宿まで出る用事があったので、タダ券もあることだし、池袋で『ゴジラFINAL WARS』を観ました。ゴジラ生誕50年記念作品であるとともに、シリーズ最終作(?)というのでゴジラ・ファンとしては見逃すわけにいきませんからね。地球征服を企てるX星人が操る怪獣たちとゴジラが戦うというプロットは悪くないのですが、人間ドラマ部分が今イチですねェ。北村龍平監督は東宝の特撮映画を観て育ったらしく、嬉しくなるようなシーンが多々あります。だからこそ苦言をたれるのですが、X星人との戦いを格闘ドラマにするのでなく、『地球防衛軍』や『宇宙大戦争』のような科学戦争にして欲しかったです。怪獣バトルが良かっただけに、残念!

新宿のKさんの事務所では仕事の話はそっちのけで、テレビと映画の話ばかり。今日観た『ゴジラFINAL WARS』の感想を話したら、
「Yさんて、ゴジラが好きなんですね」
「リアルタイムで最初のゴジラを観て以来ずぅーとね」
「『ゴジラの逆襲』が作られた時に、宣伝用に『ゴジラさん』というレコードが発売されたの、知っています?」
ゴジラさん……??」
「♪〜ゴジラさん、ゴジラさん、すごい顔で口の火はいて、ビルも通りもひとまたぎ〜」
「何それ、コミックソング?」
「B面が『うちのアンギラス』なんですよ。これも笑えるんだなァ」
「Kさん、そのレコード持っているの?」
「オリジナルは持っていないんですが、それが収録されている『ゴジラ主題歌大全集』を持っているんですよ。差し上げましょうか? その代わり……」
ゴジラも今年で最後、Kさんの条件を呑んで……