ビデオ三昧

nostalji2004-12-25

今年のうちに片をつけておかなきゃならない仕事を終えた後、未見のまま溜まっていたビデオを観る。美空ひばりの『鬼姫競艶録』と『唄祭り江戸っ子金さん捕物帖』、それにSFの『ブラボー火星人2000』と『ソラリス』の4本です。
鬼姫競艶録』は、将軍の前でひばりが踊っているシーンから始まり、男装でのチャンバラ、事件が解決して将軍の前でひばりが歌ってエンドという“ひばり映画”の定型フォーマットで〜す。
『唄祭り江戸っ子金さん捕物帖』は、川田晴久主演で、ひばりは友情出演のような感じですね。歌うシーンはあるものの、別にひばりでなくてもいいような役でした。
『ブラボー火星人2000』は、60年代の人気テレビドラマ『ブラボー火星人』の続編です。ネタバレになりますが、レイ・ウォルストンがちゃんと火星人役で登場しています。新火星人のクリストファー・ロイドも持ち味通りの演技で、ディズニーらしい家族で楽しめる健全なSFコメディになっています。
ソラリス』は、大学時代に原作(スタニスワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』)を読んだことがあるのですが、難解すぎてよくわかりませんでした。映画化されたタルコフスキーの『惑星ソラリス』は、やけに長すぎて途中で寝てしまって、憶えているのは未来の地球の都市が東京ということと、ソラリスの海が神秘的な感じがしたことですかね。今回はハリウッド製なのでわかりやすいだろうと思って観たのですが、ソラリスに神秘性がなく、薄っぺらな印象しか残りませんでした。
画像は、『ソラリス』のポスター