夕陽のカスカベボーイズ

nostalji2005-04-20

パソコンの起動が遅くなったので、ハードディスクのデフラグを行う。気のせいか幾分早くなったような感じがします。当面、このままで様子を見ることにしましょう。
録画していた『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』(2004年/監督:水島努)を観る。しんちゃんが西部劇の世界に行く話だと聞いていたので、柄にもなく録画してしまいました。でもって内容ですが、しんちゃんの仲間と一家が映画の西部劇の世界へ迷い込み、しんちゃんたちが住むカスカベに如何にして戻るかというストーリーです。西部劇のパロディが色々でてきて笑えます。水島監督は脚本も書いており、“へんな顔の男”を登場させたりして、作品内容から見て年齢的にはマカロニ世代の人ですかね。マカロニ好きの友人が、この映画を劇場で観て、“へんな顔の男”がマッチを点けるシーンでバカ笑いしたら、周りでは誰も笑っていなかったと言っていましたから、監督が意図した効果がどれだけ観客に理解できたか不明ですけどね。私は、ジョン・ウェインを力の象徴としてとらえ、ジョン・ウェインの正義をかなり皮肉っているのは面白いと思いました。何しろ“キング・オブ・ウエスタン”なんですから。“荒野の七人”が束になってかかっても、ウェインには敵わな〜い。
画像は、“へんな顔の男”の実像(クラウス・キンスキー)