マックィーンの未公開映画

nostalji2005-06-11

関東地方の梅雨入りを10日に気象庁が発表。今日は、雨は振りませんでしたが、湿度が高かったですね。当分の間、はっきりしない天気が続き、体調が狂いやすくなります。散歩も儘ならなくなるし……
先月購入して放ったらかしだった格安DVDの『セントルイス銀行強盗』(1959年/監督:チャールズ・グッゲンハイム)を観る。スティーブ・マックィーンがテレビ西部劇『拳銃無宿』で人気を得る前の日本未公開作品。マックィーンはこの作品を、「タイトルだけが“グレート”な(原題:THE GREAT ST.LOUIS BANK ROBBERY)お粗末な映画だったな。映画に出たということだけで、それ以外はまったく無意味な作品だったよ」と語っていますが、ちょっとした仕種にも細かな演技をして存在感を出していましたよ。強盗仲間全員が精神的トラウマを持っていて、その感情表現が見せ場となっているので、派手でカッコいいアクションは期待できません。低予算のプログラム・ピクチャーとしては、悪くない作品だと思います。少なくとも、『マックィーンの絶対の危機』より上出来で〜す。画像はDVDジャケット。