実写版「8マン」

nostalji2005-06-25

梅雨が明ける前に猛暑到来。こんな時は枝豆をツマミにエビスの黒ビール(長男からの父の日プレゼントなのだ)を飲みながら、エアコンの中でダラダラしているに限ります。1966年の出来事をダラダラ調べながらね。
録画していた『8マン・すべての寂しい夜のために』(2002年/監督:堀内靖博)を観る。独りよがりのフィーリング演出ばかり見せられると苦痛ですね。人間の心を持つがゆえに、愛する人への感情と自らの境遇の間で8マンが苦悩するバックボーンはいいのですが、それが主題となるのは困りますよ。8マンの魅力はスピード感あふれるアクションをどうやって映像化するかにあるのに、それが全然できていません。原作の良さが出ていない脚本にも問題がありそうですね。最近、『キューティハニー』、『キャシャーン』、『デビルマン』、『鉄人28号』などの実写版が作られていますが、どれも評判がかんばしくなく、観る気がおこりませ〜ん。