日活ウエスタン

nostalji2005-09-26

1830年9月26日、アメリカ・マサチューセッツ州セラムの町で、ロバート・G・ジョンソンなる人物が、トマトを公衆の面前で試食する。新大陸アメリカに移住したヨーロッパ人は、新世界で見つけたトマトなる植物を観賞用としては栽培していても、食用にしようとは考えていなかったんですね。あの真っ赤な色が毒々しくて有害だと思われていたんですよ。ジョンソンのおかげで、1835年頃から市場に出回りはじめましたとさ。
録画していた『散弾銃(ショットガン)の男』(1961年・日活/監督:鈴木清順)を観る。村に駐在所がないので、西部劇のタウン・マーシャルと同じように村の治安を守る私設保安官がいたり、村の酒場のスイングドアを開けると、テーブルでは製材所の連中がポーカーに興じています。製材所の連中は何故か銃(猟銃だけでなく拳銃も)を携帯しているんですね。信州の片田舎に西部劇の世界が出現しているんです。鈴木清順にしては雑な演出で、内容的にはお薦めできるような作品ではありません。主演の二谷英明がお世辞にも上手いと言えない主題歌を歌い、おまけにアコーディオンを弾きながら挿入歌まで歌ったのにはマイッタ!
HP:西部劇シネマ館の「和製西部劇」に追加アップしたついでに、「西部劇雑記」へ“騎兵隊西部劇”をアップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/janru/janru12.htm