ウィリアム・テルを翻案

nostalji2005-09-27

録画していた『逆襲獄門砦』(1956年・東映/監督:内田吐夢)を観る。ウィリアム・テルの物語を幕府崩壊前の幕末期に置き換えた時代劇。圧政に苦しむ農民たちが、怒りを持って立ち上がるラストは、社会派の内田吐夢らしい作品です。片岡千恵蔵が活躍するシーンが殆どなく、農民のエネルギーが前面に打ち出されていますね。派手なチャンバラを期待したら、ガッカリしま〜す。
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