ドラマレコード

nostalji2005-09-28

25日に“それ行けスマート”のドン・アダムズさんが亡くなる。享年82歳。007シリーズのヒットにより、映画・テレビでスパイブームとなった1966年に、スパイ映画のパロディーとして人気のあったテレビドラマが『それ行けスマート』でした。ドジな秘密情報部員のスマートが、マヌケな敵スパイ組織ケイオス相手に繰り広げるアクション・コメディーで、藤村有弘がドン・アダムズさんの声を吹替えていましたね。画像は、その昔、サントラと間違えて購入した『それ行けスマート』のドラマレコード。洋盤なので、セリフはもちろん英語。アメリカでラジオドラマを聴いているようなものですね。内容は、わかりませ〜ん。
録画していた『黒田騒動』(1956年・東映/監督:内田吐夢)を観る。有名な黒田騒動の映画化。北条秀司の原作を高岩肇が脚色しています。時間と距離感が今イチ説明不足ですね。竹中采女正は、豊後府内(大分)藩主だったので、栗山大膳の救出に間に合うのですが、映画だけ見ていると、どうして江戸から間に合ったのか不思議に思うでしょうね。片岡千恵蔵の栗山大膳は重厚さがあって良し。采女正役の大友柳太朗は大膳に理解をしめす武士で、ハマリ役といえます。イメージ的にはハマリ役の南原宏治(当時は伸二)は、後年見せたアクの強さが演技になく、出世欲の権化ともいうべき倉橋十太夫を印象の薄いものにしていました。